
大槻ケンヂ原作の新感覚ゾンビ物語「ステーシー」、15才から17才までの少女が次々とゾンビになっていく!!昨日まで傍らで微笑んでいた恋人が、娘が、自分に襲い掛かり喰らいつく!彼女達は「ステーシー」と呼ばれ、世界をパニックに陥れていく。ステーシーは165以上に切り刻まれないと死ぬ事はない。彼女達を永遠の眠りにっかせる「再殺」。再殺権は親族か恋人に限られ、愛する者を手にかけられない人々は「ロメロ再殺部隊」に依頼するしかない。ステーシー研究に打ち込む犬神博士(筒井康隆)にも、その勢いを止められない。自分の再殺を愛しい男に依頼する費用欲しさに「ドリュー違法再殺団」を結成するのぞみ(林知花)達、ロメロ再殺部隊の隊員達もステーシーに狂わされた過去に苦しんでいた。そんな血と殺戮の世界で、ステーシー化が迫る少女詠子(加藤夏希)と小さな劇団の人形使い渋川(尾美としのり)は出会う。「ありがとう、ごめんね、大好きだよ」詠子の手にした風鈴に下げられた最後の言葉が世界を救う鍵になる。ホラーの中にも独自の感覚を展開するサブカルチャーに納まりきれない大槻ケンヂワールドの映像化。